ホロスコープの罠

  • 2015.08.30 Sunday
  • 22:14
先日、nicoさんの勉強会のテーマが
「ホロスコープの罠」ということでした。

「罠」と言われてどんなことを思い浮かべますか?

私は、
本当の方向性とは違うのについ目指してしまうことだとか
自覚なく繰り返していて抜けられなかったりすることだとか
を連想しました。
一見よく見えるとか、それをしなければいけないような気がするというポイントかもな、
と思いました。

ホロスコープで目指すところって大きくは太陽と月だと思うんですね。
月の求めるところに従って太陽のエネルギーを燃やすというのかな。

でもなかなかそれが難しい。

そこにさくっと向かえないのが「罠」なのかもしれないです。

私なんて、太陽も月も乙女座です。
本当に乙女を生きていたら、
与えられた環境にいち早く馴染んでもおかしくないし、
きれい好きで整理整頓で気持ちが落ち着いてもおかしくないし、
身についた技術があっても、
人の役に立ってさり気なく感謝されることを大きな喜びとして
仕事に生きていてもおかしくないです。

外からそう見られ、
自分自身もそのように生きたくて生きてきていたとしても、
おかしくないのですよ。

しかし実際は全然違っていたように思えます。
人生55年経過して
やっと、少し前から、上に書いたようなことを大事にしようと、
こういうふうに生きていると気持ちがいいと、思い始めたかもしれないです。


松村先生が「出生図は人生の終わりの図だ」と言っていましたが、

人は、太陽からそして月からさえも遠いところに生み落とされ、
軸とハウスに縛られて人生を始めるんじゃないでしょうか。
エレメントも、アスペクトも「罠」になりえます。
絶妙な配分や配置で裏をかきにきます。

そして生まれて何十年か経過した今でも、
ちっともチャートを扱い慣れてないんじゃないかと、
ときどき思ってみるのはだいじなことかもです。


・・・けっこう楽しんで書きました。爆



 

なんちゃってパスワーク

  • 2015.08.23 Sunday
  • 21:01
タロットカードを見ないでパスワークすることを
「なんちゃってパスワーク」と呼んでいます。
きっと邪道だと思う。

寝る前、電気を消してから脳内だけでパスワーク。
今回は「魔術師」から順番にやっています。
昨日は「皇帝」でした。

私は誰かの案内で塔の螺旋階段を降りて、大きなホールに入りました。
皇帝は玉座に座っていました。
とても大きな人でした。
視界はクリアではなく、焦点を当てているもの以外は見えません。
足元から順に見ていきました。
銀の金具のついたブーツを履いていました。

「家がほしいです」と私がいっています。
「もう渡した」と彼が答えます。
「人がたくさん訪れるであろう(ようにしておいた)」

その後まだやりとりをしたのですが
今書こうとして忘れてしまったことが判明。

「そなた」と呼ばれた気がします。

女帝とは話したことがありますが、
光景を見るほうが多くて登場人物と会話することがほとんどなかったので
ちょっと驚きました。

パスを意識していなかったから単なるスクライイングかもしれない。見つめてないけど(汗

私はほんとに楽しみのためだけに、気が向いたときだけやっている、
態度自体がなんちゃってパスワーカーなので読み流してください。
やったことのない人は、寝る前に脳内で思い描いたことという前提で読んでください。

 

進行の旅

  • 2015.08.22 Saturday
  • 20:57
西洋占星術には進行図という考え方がありますが。
生まれたときから動き始める人生時計といいますか。
人生上どんなとき、どんなところにいるか考える手がかりになります。
進みとか流れに関してあれこれ想像できるので私は大好きです。
1年経つと1度進むという数え方があります。
例えば牡羊11度の生まれなら次の年は12度、次の年は13度、と単純に進めます。
45歳のときは牡牛座の26度になります。
一生を80年とすると3つ〜4つのサインを進みます。

特に私好みなのは蠍座生まれの人の人生の流れかなあ。
蠍→射手→山羊、生まれ日と生きる長さによって水瓶まで進みます。
「私は何も持っていないよ」というところから、人と自分をこすりあわせるように生きて、その体験から哲学を得て、
人と自分と出来事を見抜く目を持って権力を得ていく。そしていつかそれを手放して、みんなのために使う。
そんな進みを想像します。

それと水瓶座太陽も好きですね。
水瓶座太陽の人は、人生の途中で春分点(牡羊0度)を通過します。
(魚座もですけど)
それも必ず30歳以上で、人生に自覚的になってからですよね。
もともと、「公」「みんな」の視点で考え、「非所有」の方向性を持つだろう水瓶座太陽が、
それでも人生の中でたくさん持っているし手放したくないものがあるだろうに、
春分点で一度「リセット」「新生」となるのは、
スケールの大きな水瓶座になりきるために用意されたステージのような気がしてうっとりします。

もちろん渦中では大変なことがたくさんあるでしょうけど、
こういう形で俯瞰することもときどきはいいんじゃないかと思います。

ちなみにわたしは乙女26.6度の太陽です。
人生の最初の方は天秤座で、
とくに天秤座後半から蠍座の15度までは特定の人間関係にエネルギーを注ぐことが多かったですね。
それが蠍16度で憑き物が落ちたようになり、そこからは人にいれこむことがなくなりました。
そのへんで社会とか公的な立場でのアイデンティティが生まれはじめたように感じます。
今は蠍座23度ですね。もうすぐ射手座に向かいます。

そんな形で人生の旅を想像してみるのもおもしろいかなと思います。





 

風向きが変わって

  • 2015.08.20 Thursday
  • 10:14
松村先生の雑記を何回も読み返している。
いくつかの表現が自分の今の心情にとても合っている。
もちろん頭の中は比べ物にならないほど違う(笑)ので、
松村先生を理解しようとするわけじゃなくて
自分は何を感じているのかを映し出すよすがとして。

私は人の意見を知るのが好きで
長いこと活字中毒だったし、
新聞やテレビや雑誌から情報を取ることは呼吸することと同じように自然だった。
同じようにネットにも親しんできたし、
40代はこの場(ブログ)がなければ多分生きるのが難しかったと思う。

でも今、これがほんとうに必要だろうか?
と思ってみると、いや、違う可能性もある気がする。

この夏、テレビや新聞の報道から距離をとっている自分に気がついた。
それは法案が審議される日に自分の好きなテレビ局の番組を見ていて突然気がついた。
ああ、こんな大事なときに、こんなことをいう人しか出さないんだ。
もうとっくから、そういう表現をすれば、信用していなかった。
(だからスター・チャンネルばっかり見ていた面があったのだった。)
そのことはけっこうショックだった。
そんなの沢山の人がそう思っていることは知っていたが
自分にそれが起こると思っていなかったようだ、私は。

そしてそのあと当然のことながら気がついた。
ネットも同じなのだ。
私は自分の読みたいものを読んでいる。
RTが回ってきて目に入ったのだろうがなんだろうがそれはきっかけにすぎない。
しかしそこに自分の真実が呼び起こされるものがあるかといったら
今の私にはほとんどないのだった。
自分の大切な特定の人の考えを知りたいためだけにブログやツイッターを追いかける自分だった。
ずっとまえからそうなっていた。
真実がないのに、人の意見に反応して一日の多くの時間を費やしている自分を虚しく感じた。

みんな自分の意見は簡単に書けて伝わる時代になった。
自分の考えを自分の言葉で書く(今書いているのもそうだ)。
そして自分のマップで理解する。
それ自体はふつうのことだ。
しかし私はその限界を感じつづけてきた。
私から見ると、
人は他人の意見を、「読みまちがう」ことがある。
文脈の話ではない。
相手の真意を理解しようとするまえに、人は自分のマップで判断してしまう。
ネットは多くのミスコミュニケーションを生む。

情熱は伝わる。
上記のことを熱はカバーできる。
何かこの人熱い、というとき、人は意気に感じる。
火は火を呼び、水は水を呼ぶ。
しかしそこから先どうなっていくのかを私は見届けたことはない。

5年10年前の自分は違った。
以前はミスコミュニケーションも当たり前として受け止めていた気がする。
それでも価値がある、と思っていた。
書き込みが人を救うことがある、私は救われた。
昔ほむらさんがまみちゃんの言葉を引いてごーふるで書いていたように。

ネットだろうがなんだろうがそこで ひとと自分の真実に触れる人はたくさんいる。
しかし私にとってはそういう時代は終わったらしい。
というか、今のやり方を続けていてそこに戻れるかといったら戻れない。

みんな詩をかけばいいんじゃないか、と昨日ツイートした。
俳句でも短歌でも歌でもいい。音楽でも絵画表現でも。
そのほうが伝わる。心に伝わる。
その人の主張が理解されるということではなくて、
読み手の中の抽象度の高いものが呼び起こされるのだと思う。
それは読み手をコアなところから生かし直すことができる。

以上は今の自分はそうだというだけ、
つまり月の範囲での話だ。
ここに書いたのは私の現在と限界だ。
はっきりさせると次に進んでいく、なにか終わらせるために書いている。







 

灰色のもえかすのプシュケ

  • 2015.08.19 Wednesday
  • 22:30
こどものころ「楽しいムーミン一家」で知った「蝶占い」を

私は好きで毎年やっているわけなんですが、

今年見たのはなんともいえない蝶でしたね。



昔は屋外で火を燃やすことはわりと一般的だったと思いますが、

紙が燃やされたとき、炭色というか灰色になって、

熱せられた空気あるいは風に乗ってふわふわと上昇していく光景が

よく見られたではないですか。



あれにそっくりだったんですよ。

暗い灰色で、チラチラと心もとなく飛んでいました。





仕事場の引っ越しなどで忙しくしながら

私はあの蝶のことが忘れられず、

今年はなにか失われるものがあるのではないかとずっと思っていました。



こないだみねんこさんが

ホロスコープのSA(ソーラーアーク)という自分カレンダーはどんなタイミング?

と聞いてくれて、調べてみたら、

SA火星アセンダント=天王星

SA水星=SA土星=冥王星などがありました。



SA火星アセンダント=天王星は前から注目していましたが、

SA水星=SA土星=冥王星ははじめて気づきました。



「土星と冥王星のからみは、究極の選択、極限での判断、強制終了して再起。」

みねんこさんが示してくれました。



強制終了して再起。



7月あたりは、自分の人生が今終わるとしたらとよく考えていました。

そんな気がとてもしました。



6月に今の場所が貸し店舗として出て、

しばらく考えて借りることにしました。

頭のなかで思い描いていたことが実現できそうな場所だからです。

しかし、自分のタイムラインではあと1年か1年半後が無理のない感じでした。

でも、いますぐやりたいことは前の仕事場ではできない、もう全部やってしまった。



そんなちぐはぐな感じに、強制終了という言葉はとても合っていました。



今までの内面の状態は死神のカードに例えられそうです。

ちなみに今は逆位置です。



そしてもう一つ

SA火星アセンダント=天王星はもっと熱があってビビッドな変化かと思います。

これは内面というより外見、行動や反応、それからまさになにか急に始めるよ

ということかもしれません。



以上の変化が個人の中で同時に起こると

落とし前をつけるにはもう一つ上の視点を見つけて連動させることになってくるのかと思います。

それはなかなか厳しい作業です。

そのゆがみは月が受けています。

メンタルがけっこう鈍なので体に出る感じです。



四柱推命でも大運・年運・時柱で三合木局ができています。

これは未(土)でそろい、時柱も絡むということで、

やっぱりなにか終わっていくように思います。

四柱推命は全くの独学なので自分流の解釈です。



などとあれこれ考えるわけですが、

今ひとつすっきりしないのは、まだ完了していないことだからです。

だから今起こっていることの意味が腑に落ちるのはもうちょっと先になります。

まあぼちぼちとできることをやりながら待っていようと思います。

なにかの意味がわかるというのは私には一番大事なことの一つだから。



というオチもまとめもない話でした。









 

久米島で救急

  • 2015.08.17 Monday
  • 14:25


久米島で夜間救急の門をたたきました。
到着した日の夜です。
その日は、ずっと持病(ぼうこうえん)の症状とたたかっていたのですが
だんだん悪化してくるのがわかりました。
痛くて眠れないので
ひたすら持参していたとうもろこしのひげ茶(利尿作用があるという)を飲み、
トイレに行き、
利くというツボ指圧をし、
NLPの手法を使ってパート(体の部分)と会話したりしました。
しかし意識が朦朧として集中できなくて一人では難しいとわかりました。
そのわりに合間にアイフォンで情報を集めたりしてました。
クランベリージュースが利くんですか。知りませんでした。
夜中なので買えなかったけど。
ぼうこうえんと見せてがんの場合もあるんだ。こわいよー。

震えが来るほどではありませんでしたが
血尿となぜか鮮血も出始めたので、フロントに電話しました。
(電話する前にカードを引いたら「力」でした。それに背中を押してもらって)
夜中の2時でしたが、きちんと対応してくれて病院に連絡してくれました。

夫が車を運転してくれるといってくれて外に出ました。
台風の影響で風が強く、曇っていたのですが、
雲が切れている場所があって星がたくさん見えました。

診察してくれたのはたぶん蠍冥王星世代の女性のお医者さんでした。
すごく眠そうな顔で登場、すみません。。
とても冷静でクレバーな印象でした。
尿検査のほかエコーもやってくれました。
左の尿管が少し太いということでした。
真夜中なのに
きちんといろんな可能性を調べてから
病名を特定してくれたこと、
受付の人も看護師さんもいてくれ、
調剤も会計もいっぺんに済んだことがとてもありがたかったです。

その後は小康状態で
計画通りに旅行を続けることができました。

当然ながらひどく反省しまして、
喉元過ぎれば熱さを忘れるじゃいかん!
帰ったら病院に行こう!と誓いました。

門を出るとき手のひらに乗るくらいのカエルと会いました。
道で何匹かの猫と会いました。
道路に寝ていたり、ゆっくり横切ったりしていました。

トランジットチャートはアセンルーラーが水星で月海王星とTスクエアでした。
いかにも泌尿器系な。
火星が獅子座にイングレス直前、
水から火の切り替えがなかなか私にはきつかったと見えました。
ディセンダントのルーラーはこれも乙女イングレス直前の木星で3ハウスの終わり、
ほとんど4ハウス。金星水星を連れていました。これがお医者さんだったかもしれません。


(写真は次の日車の中から心でお礼を言った公立久米島病院の玄関。)

久米島に来ています

  • 2015.08.08 Saturday
  • 21:38

こんなものをカバンに詰めて


久米島空港の空模様


晴れていれば夕陽がきれいなはずのシンリ浜


サンゴすごい

暑中お見舞い申し上げます

  • 2015.08.05 Wednesday
  • 20:43

今日も、美しくも暑い夏の日でした。

今日はインテリアデザイナーさんに来ていただいて
改装の相談をしました。
すごくステキなデザインを提案していただきました。
ちゃんと形になるようにがんばります。

2階は、自分でペンキを塗ってみて、
乾いたらエアコンを入れよう!
あと、大家さん(隣の質屋さん)で冷蔵庫を買おう!




(画像つかわせていただきました)

ごめん、叫んじゃった

  • 2015.08.03 Monday
  • 18:08


個人レッスンでお花いただきました。

個人レッスンは私にとって贅沢な時間です。
お客さんの星にまつわる話が聞けるから。
私がざっくりまとめた内容について、
お客さんが血の通った事例を語ってくれるのです。
これはすごいことです。
自分の頭だけではわからないことです。

そして午後一番暑いときに、
前の職場で同僚だった方が来てくださいました。
懐かしい人達の話がいろいろ聞けて楽しかったです。
この仕事をはじめたときは、来てくれるなんて思わなかったですね。
不思議ですよね。職場にいるときはそんなこと夢にも思わない間柄でした。
ブログの存在を知ってくれている人もいることがわかり、嬉しかったです。


あ、ひとつだけ。
10年以上前の同僚の率直な反応を聞きました。

私は占い師でもあるけど、
鑑定もやるけどコーチでカウンセラーです。
一番得意なのはカウンセリングだよ。
セッションがしたくて転職したんだよ。
教員は基本集団を扱うでしょ。
それじゃ私はつまんないの。
それは私じゃなくたってできるんだよ。
一晩トランプした仲なんだから
そういう人間だってわかってくれてたってよかったでしょ、
みたいな。

心で叫びました。

2階部分

  • 2015.08.02 Sunday
  • 13:26
本日は休業しております。
暑いの。

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