木星蟹座入り
- 2013.06.25 Tuesday
- 20:24
6月は忙しかったです。明日で一段落です。
人が生まれたときの東の地平線の地点をアセンダントと呼びます。
私のアセンダントは双子座の29度です。
そのへんを今空の木星が通過中なんです。
そのせいか人と会うことが多かったです。
私の場合は、声をかけやすくなるとか、
物をもらいやすくなるとか、
仕事をもらうとか、そんな感じで出たようです。
地平線は世界との接触点として、
たとえばゴムボールの空気注入口みたいな感じです。
そこに木星が来るとそこが緩くなる感じで広がるんだと思います。
そしていろいろなものが入りやすくなります。
21日に太陽が蟹座入り(つまり夏至)しましたね。
そして明日26日は木星が蟹座入りです。
木星はしばらくすると空で大きな正三角形をつくります、
蠍座の土星、魚座の海王星とともに。
占星術をやる人たちは水のグランドトラインとか呼んでいます。
水、というのは水の星座のことで、蟹座、蠍座、魚座がそれにあたります。
水、はなにを意味するかといいますと、簡単に言うと「感情」です。
「以心伝心」とか「魚心あれば水心」みたいな言葉を私は思い浮かべていますが、
蟹座木星入りで「気持ち」とか「情」とか「通じあい」
みたいなことに焦点が当たるかなと思います。
しばらくのあいだ。
木星土星海王星の三角形(これわりと特別なことです)
については、
すでにいろいろな人から語られています。
私は、月並みな言葉ですが、「浄化」の働きがあるかなと思っています。
形になったものは崩れるかもしれません。
逆に理想があっても現実化していなかったものは形を見つけるでしょう、
でも固める流れではないかなと思います。
この配置の中では、
私たちは二つの立場をとることができるでしょう。
凝り固まったものを文字通り水に流すか、
自ら漉し器になって汚れや異物をすくいとり、水をきれいにするか。
占星術師のサツキメイさんが、
違和感のあるものを慣れ親しんだものに変えることができる配置だという意味の
ことをツイッターでつぶやかれていたように思います。
(激しく意訳かも)
まさにそんな時期なんじゃないでしょうか。
知人にこんな人がいます、
月が蠍座、水星金星蟹座、火星が魚座。
グランドトラインではないのですけれど
個人の特徴を表す天体がみんな水の星座です。
その人は、やっぱり、私から見ていると
「囲う」人なんです。
仕事が終われば、仲間や若い人を引き連れて飲むし、
公私の別なく付き合うのですが、
でもその対象が限られているのです。
初めて会った人や、
何か違うと思ってしまった人とはつながりにくいようで、
今年もそんな関係になっている人がいるようなのです。
その人はそんなつもりはないのでしょうが、
結果的に選別されてくるのですね。
そしてお互いの「意気に感じる」人だけが集まって、
以心伝心で話が進むようになって、
そこに加わらない人はいろいろ通じにくくなって頼みにくくなって
「ほう・れん・そうが足りない」などと
年度末の反省で言わなくてはならなくなるのです。
シンパシーだけでつながることには限界があります。
それを感じているのなら、
つながり直すには絶好の機会です。
もっといろんな人と水を共有しようよ、って思っています。
(つまりさ、好き嫌いしてたらいかんのよ。仕事なんだからさ。)
この文は、その人きっと読まないです。
でも、その人と私のことを知っている人が読んだら、
誰のことかすぐわかります。
誰か伝えて!
いつ変わるの?今でしょ!