がり子

  • 2011.07.31 Sunday
  • 09:06

まるっきりの雑記です。

いつも通ってるチェーンのお寿司屋さんで、心をわしづかみにされたことがあるんです。
2歳ぐらいの小さな女の子だったんですけど、お母さんと二人で入ってきて、
カウンターに座ったんです。
お母さんは口が大きくてCoccoにちょっと似てました。

なんで心わしづかみかというと、
無言で座ってるそのたたずまいもよかったんですけど、
その子が好きらしいものが確かウニいくら系で、
お母さんが頼んでその子が黙って食べる、
それも面白かったんですけど、
いちばん驚いたのは
ガリ(しょうが)の消費量がはんぱではない。
お皿にいっぱい持ってもらって、なめるように食べる。
しかもなくなるとお母さんが注文する。食べる。

そんな鮮烈デビューだったのですが、その後会うことはなく、
忘れかけていた昨日、

ついに再会できました!

奥のテーブルに家族連れが座っていました。
お父さん、女の子、向かいにお母さん、赤ちゃん。

その女の子の後姿を見たとき。

あ、がり子だー!

昔風の?おかっぱ頭で
箸を上手に使ってがりを食べていました。

弟、できたんだ・・・。

以前と違ったのは、声が聞けたこと。
ひと通り食べ終わると
「おかーさん、おかーさん」と大声で呼んでいたこと。
あと「しょうがちょうだい」と叫んでいたこと。

いやー昨日から4連休で休みをとっていますが、
がり子に会えるとは、幸先のいい休みだと感ぜずにはいられませんでした。

夫は「がり子はかわいそうだからがりちゃんと呼ぼう」と言っています。

今日より明日を

  • 2011.07.23 Saturday
  • 20:24

風に乗って太鼓の音が聞こえます。
今日は一日プールサイドにいて、泳いだみたいに疲れました。

今は仕事の状況がよくなって、楽で楽しい毎日です。

つい数年前、2008年から9年が私にとってはどん底でした。
そこを潜り抜けてみてわかったことがいくつかあります。

まず、いちばんつらかったのは、自分の能力や存在を求めてもらえなかったことです。
そんなことなのです。実にそんなレベルの。
自分がいちばん大事にしているものが「プライド」なのだということがよくわかりました。
情けないといえば情けないですが、それを直視しなさいと言われているのでした。

自分が「できる人」ではないことはわかっていました。
しかし、社会に出てから何十年、何とか「使える人」になろうと努力してきました。
その反面、自分は人と少し使える能力が違っていて、
そこに自分の価値もあるのだという自負も持っていました。

次々と起こる出来事の中で、それが粉々に打ち砕かれていきました。
私は「できない人」で「わからない人」で「イタい人」でした。

そう、そしてその中で、つながっていたと思っていた人々がことごとく離れていきました。
しかし、どうしてわかってくれないの?と、どこまでもあなたメッセージの自分なのでした。

あのころは正しさにとてもこだわっていました。
自分にとって正しいか正しくないかが重要でした。

その状況は、異動によって突然ピリオドが打たれました。
異動は、させられたのです。
ここにいる必要はないと判断されたのでした。

もちろんそこに至るだけの理由があり、自分には数々の非があります。

そして私の現実は、大きく変わりました。

今は自分の行動の意図を説明しなくてよくなりました。
周りがよく解釈してくれるからです。
人のペースを気にしなくてもよくなりました。
周りが合わせてくれるのです。
いつでも辞めるつもりでいるので、のびのびとしています。
誰に何を言われても平気なので、「ごめんなさい」もすぐ言えます。

たまたまそうなったとして感謝するのも一法ですが、
以前の厳しい状況の中で、
環境との調和がいかに大事かを身にしみて感じた結果のようでもあります。

もし周囲の人や自分が何かにこだわったり、正しさを主張したくなったら、
「狭いんだな」と思うことにしています。
そう、狭いのです。たいがいのトラブルや不和は、そこから起こると思います。

以前いた世界に対して、強情を張る自分はあいかわらずいます。
少しも変わっていません。
しかし、そういう自分を許しています。

あんまり、突き詰めなくてよいのです。
自分ができることをきちんと示せば、人もできることを示してくれます。
足りないところは必ずあらわになります。
そのとき、また対処していけばいいのです。

それでもどうしようもないとき―それが私の2008年から9年でしたが―
そのときはどんな責めも甘んじて受けて、それでもとりかえしのつかないことはあるのだ、
と覚悟することです。
誰一人理解してくれない、それも覚悟することです。

しかし、自分については、取り返しのつかないことは起こりません。
人は、自分の請け負ったものをよりよくするのが仕事なのです。
何が起こっても、自分についてならば、昨日より今日、今日より明日をよりよくすることは
必ず可能です。
自分だけは自分から逃げることができません。
自分だけは自分に寄りそってくれます。
だから自分を変えていくのです。
自分最高の理解者で味方となる自分だから、変えていくことに意味があるのです。

みんなが自分をよりよくしていけば、世界はずいぶんよくなるでしょう。


なんか今日もよくわからないことを書いてしまいました(汗。

空の牡羊

  • 2011.07.21 Thursday
  • 21:08

夏休みと台風が同時にやってきましたね。

今日、ボスに呼ばれました。
叱られるのかと思いましたが違いました。
思いもよらないことを告げられました。

今日の月は牡羊、ちょうど天王星と合のタイミングでした。

月はポーターであり、トリガーです。

私は乙女座の生まれです。
牡羊はソーラーでいうと8ハウスです。
私はボスから贈り物をもらいました。

牡羊は私の11ハウスのカスプです。
11ハウスは未来を表します。
天王星が私の未来をいきなり書き換えていきました。

これからもそういったことがあるでしょう。
提示される可能性と自分の選択はまた別のところにあります。
しかし、私は内側に天秤の水星と金星を持っています。
この天秤が揺れました。ふるふると揺れました。

そのあと奇跡的に、ぽかっとまるっきり一人になる時間ができました。
そのとき強く思ったのは、えむに会いたいな、ということでした。
いや、それ以前に、私にはこういうとき相談できる人がいないんだな、と少しあきれました。
4年前まではいたのです。それがえむでした。
それにしても一人しかいないのだなと思いました。
ずっと一人しかいなくて、それでよかったのです。
その人でなければいらない。
私にとっては、それがえむでした。

強い気持ちで人を愛したようなつもりになったりしたこともありました。
しかしふりかえってみると、本当に重要な人や影響を受けた人は、恋人ではありません。
そういう人は数えるほどしかいません。

私のチャートではICに月冥王星が合しています。
ここは本当に狭くて、いつも、一人でいいよ。と私にいいます。
一人でいいんだよ、いなかったらいないんだよ。それでいいんだよ。

でも、えむは、そこにはいっていたんだなあ、と
今日はつくづく感じて泣きました。

空の天王星は牡羊5度。
えむの月は牡羊3度で、いつも生まれたてでぴちぴちしていました。

天王星は逆行中。そのことに少しホッとしています。
順行して今の場所を通るころには、
今日の出来事は自分のリソースとして、きちんと受け入れられていると思います。









愛についてときどき

  • 2011.07.11 Monday
  • 20:59

ありりんさん、ありがとうございます。

なので女は、男を通して書けばいいのかなと思うときがあります。
でも今日は、女のことを書きましょう。

愛を求めてやっきになっているとき、
人は自分の求めているものに疑いをかける余裕がありません。
けれども、それが本当の愛かどうか、
得ることが成就だなんて、いくら愛と名付けてももっとほかのものですね。

早い話、
自分の欲が先に立つうちは、男の人がどんなに性愛を求めているかすら
つぶさに見てとれないかもしれません。
満たされれば簡単に眠りに落ち、
拒まれれば存在を否定されたかのように傷つく、
子どものような無防備さに、
心を打たれ、素直にありがたいことと思えるのは、
いいかげん年を重ねてからかもしれません。

いえ、自分がそうだったのです。

本当に人を愛すということは、
なかなか黙っていて学べるか経験できるかというと、
そうでもないんだと思います。

ただそのやり方を最初から知っている人もいれば、
恋愛とか、結婚とか子育てとか、
いろんな経験の中で転びながら傷つきながら覚えていく人もいる、
いろいろなんだと思います。

そして、愛するということは、応用が利くんだと思います。
誰じゃなきゃだめ、ってことがないんだと思います。
一度覚えてしまうとけっこう誰に対しても適用できるのだと思います。
でもだからじたばたしなくていい。
だから選んでくれた人に選ばれた。

そういう女は、愛について地力のついた女だと思います。
こんな言葉あるかわからないけど。

なんかまたへんなことになってしまったけど、
今日は年の若いおともだちが、この文を書かせてくれました。


 

永遠に女性的なるもの

  • 2011.07.09 Saturday
  • 16:56
 大切な人は別れても心の中に棲んでいて、繰り返し対話を重ねたりします。
その時期が過ぎても折に触れ思いだすことになります。

もう何年も前ですが、ある女性を知っていました。
彼女があるとき男の人から想われて、誘われて半日、映画を見たり食事をしたりしてきたと、
私に打ち明けてくれたことがありました。
優れた女性にはありがちですが、
彼女もまた潔癖な人で、同僚のふしだらな話を聞くだけでその人の評価を下げてしまうことがありました。

そんな彼女にその男性は、ときどきこうやって映画を観たり音楽を聴いたりして話したい、
お互いの刺激になりお互いを高めあうような時間を持ちたい、といいました。

(男の人はもうそのときおそらく彼女への気持ちを自覚していました。)

そんなことを目的に逢うようになるなんて、と彼女がいうので、
既婚者の恋愛はそれが目的ではないのか、と私が答えると、
彼女は眼を見張りました。

お互いのレベルによっても、何を求めるかによっても話は違ってきますが、
結婚生活のパートナーとの関係から得られるものには限界があると考えたほうが基本は自然だと、
私は考えます。

松村潔の最新刊「エーテル体に目覚める本」には、
「感情のエクスタシー12は、宗教的な法悦の感情とか、芸術の中で受け取る12物質だ。それは口では表現できない感情であり、まさに高次な感情だ」とあります。
(物質12については今は置いておきます)
そして、しばしば恋愛やそれに類する関係の中で、高次の感情を経験することは多いと思います。
松村潔はまたこうも書きます。
「スタンダールによると女性の本質の一つは一体化の本能だという。」

他の部分にはAV監督の代々木忠という人の文章として
「そして、逆にわけもわからず魅力を感じてしまう女は、(略)最高のオーガズムに達した経験を持つ女性であることが多い。そういう女は思考、感情、本能を全て最高値にまで引き上げたことで男を母性で包み込む力を持つようになるため、知らず知らずのうちに惹きつけられてしまうのだ。」
とあります。

大島弓子の名作「ジョカへ」には、ゲーテのファウストのラストが、確かこのような表現で引用されていたと思います。


永遠に女性的なるもの
われらを天上に引きよすなり


(今手元にないので、表記などは違うかもしれません。)

男性は、芸術や宗教その他の中で高次の感情を味わおうとするときに、
女性の手引を必要とするかもなと思います。
そして、セックスも、そういう仕組みの一つなのだろうなと思います。
女性についても、同じようなことはいえるのだと思います。
女性はもう表現する必要がない、なぜかないので、
あまり語られないだけだと思います。

最近自分の手に余ることを書こうとしているので、
うまくまとまっていませんが、今日はこんなところです。

おさそい

  • 2011.07.09 Saturday
  • 09:17
私の年若い友人、日本近代文学館に勤める吉原洋一からメールが来ました。
以下そのまま貼り付けます。



みなさま
 
 
こんばんは。一斉メールで失礼します。
 
七夕の夜です。
毎日蒸し暑い日が続いていますが、夏バテにも負けずお過ごしのことと思います。
 
さて、来週の16日土曜日にある朗読の会についてのお知らせをさせていただきます。
お時間ありましたら、ぜひお越しください。また、興味を持ちそうな人がいたら、転送してもらえますとうれしいです。
 
よろしくお願いします。
 
 
ここまでが前口上で、これからが本題です。
 
 
地震があって、津波の被害を目の当たりにして、まったく異なる次元で原発のことも起きて、それでも日常があって、朝がきたら夜がきて、毎日は過ぎて、そうやって僕たちは毎日を過ごしています。
 
そんな中で、この毎日と切っては切れない、言葉って、言葉の可能性って、情報だけでも、感情だけでも、ないんじゃないかなって、そう思って、そう信じて、詩人や作家、俳人の方に集まっていただくことになりました。
 
 
この「夏」には、「春」に引き続いて、稲葉真弓さん、高橋睦郎さん、天童大人さんの詩人に加えて、財部鳥子さんが、また、福島在住の詩人伊武トーマさん、土浦在住の俳人関悦史さん、宮城在住の俳人高野ムツオさんという震災の中にいらっしゃる方や、作家の坂上弘さん、ラテンアメリカ文学の野谷文昭さんと詩人以外の方にもご参加いただけることとなりました。
 
様々なことにとらわれすぎることなく、静かに、何にも誰にも倚りかからない言葉が生まれる空間になればと思っています。
 
お時間ありましたら、ぜひご参加ください。
よろしくお願いいたします。
 
 
 
「言葉を信じる」実行委員会
吉原洋一 拝
 
 
 
 
以下、要項になります。
 
 
「言葉を信じる 夏」
 
「この大震災を前にして、いま、それぞれが信じる言葉を声にする。」
 
参加者(五十音順、敬称略)
稲葉真弓、伊武トーマ、坂上弘、関悦史、高野ムツオ、高橋睦郎、財部鳥子、天童大人、野谷文昭
 
日時  2011年7月16日(土) 13時開始(12時半開場、最長16時)
会場  日本近代文学館ホール(京王井の頭線駒場東大前駅 西口徒歩7分)
入場料  前売り3000円 当日3500円定員  70名 (全席自由、定員を超えた場合は立見あり)
 
 
 


よかったらぜひ。
 

忠犬ハチ公アスペクト

  • 2011.07.03 Sunday
  • 14:41

こんにちは。

暑い日が続きますね。
保冷剤、いいですね。
首とか頭とか。
なんか、許されるのかな〜と思いながらエアコン使うより、精神衛生上はいい気がしますね。

今日は下の息子のことを書きます。

7月31日に20歳になる息子です。
このたび15キロの減量に成功しました。
こんなにやせるなんてトランジットどうなってんだろ、と見てみたところ、
4月、6ハウスカスプのサインである魚座に海王星イングレス。
その直前、3月末に、そうしたくなったみたいなのです。

ふつう、やせるといえば、土星です。
アセンダントが乙女の終わりなので、土星が乗っていたのはそんなに前のことではありません。
対向に天王星が来ていましたし、
ここでやせられそうだったのに、ここは見事に太ってしまっていました。
不思議なことです。木星が魚6ハウスだったので、その影響があったのかな?
大学入学したころなので、
自分自身と新しい交友に土星天王星を使っていたのは確かかなと思います。

この子は12ハウスに水星金星火星が固まっているのですが、
トランジット海王星はオポジションになりつつある、いや、なっています。
緊張状態なんだろうと思います。

手段ですが、
食べないのと、筋トレですね。・・・あたりまえでしょうか・・・
昔は目に入るものみんな食べてました。
恐ろしいくらい食べてました。

その他の明らかな変化は、家でよく働くようになったことでした。
一時的に、でしたけど。
みずから料理などもやってくれて、どうしたんだろうと思っていました。
そんなこと小学校以来です。
ダイエットの知識もいつの間にか身につけていました。
6ハウスは労働と健康のハウスですから、そこを広げるだけ広げてるのかもしれません。

太陽は獅子座ですので、海王星はソーラーから見て8ハウス、か・・・。
この象意はちょっとよくわかりません。
海王星もうすぐ水瓶に戻りますね。
そのときどうなるか、また変化があるかもしれません。

もともと、ネイタルに太陽土星のオポジションを持っています。
松村潔先生は「忠犬ハチ公アスペクト」とか書いてらっしゃいますが、
「こうして」ということに非常に素直に従います。
命令があって平気なタイプ。
今回は、自分が出す命令に自分で従ったのかもしれません。

トランジット土星と彼の天王星がスクエア。
土星が天秤に入っているときにやせはじめたわけで、
影響としてこのスクエアも大きそうです。

進行の月はIC合です。射手座です。
大雑把にいうと運気の低いときなので、
自分でできることをやっているよ、みたいな。
この夏は自動車学校に通うそうです。

今はハードだらけなんです、彼のチャートは。
けっこううまく使ってるなあと、感心しています。
こういうの、はたから見ると親バカなんですよね。
今日だけでなく続きます(笑)。

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