ごぶさたでした
- 2010.11.19 Friday
- 19:07
最近頭の中で繰り返されるフレーズがあります。
「好きじゃない、私はそんな占いで生きられない」
萩尾望都の「グレン・スミスの日記」のセリフのもじりです。作・自分。
鑑定と称して占っているわけですが、
人に自分の占いを説明する必要などを感じる時もまま、
あるわけで。
お客様も、お伝えすることで、どんな商品かわかって、
そんなものを買った、となれば安心するだろうと。
売りとして、自分何ができるんだろうということと考え合わせて、
自分の占いの輪郭みたいなものを前置きにしようと試みるわけです。
よく言ったり書いたりするのは、私の占いはアバウトです、ということです。
オーブ広めです。星を塊で見ます。アスペクトをつながりとして見ます。
心の地図として見ます。
地図に山や谷があるように、図形や線がある。
それがどんな構造で存在するのか、見えるものを述べます。
それから、どこに「中心」があるのか考えます。
皆さんはホロスコープのどこに「自分」がいるかわかりますか?
私にはわかりません。
全体が自分なんだろうとは思います。
でも、それでは納得できない自分がいます。
私は、本当の自分は、ホロスコープを眺めている自分だと思っています。
それで、その人が自分のホロを読めるとして、
眺めたらこんなふうかなあ、と思いながら
文をつづったり話したりするわけです。
それなので、「この件に関してこうしたらいい」とか、
「これをやるのに来月はやめたほうがいい」とか、
そういう占いはあまり自分の西洋占星術の鑑定には出てきません。
でもそれではニーズに答えられないときもあります。
なので、そのへんはタロットで見ます。
こちらは、おもしろすぎるほど「当たり」ますが、
その結果をおろすロジックがまだまだなので。
歯がゆい気持ちを抱えています。
私の推測では、心の中や運命と呼ばれるものを形作るものも、
ほんとは物理的法則に支配されています。
つまりすべてはエネルギーなんじゃないかと思います。
だから、ホロスコープも、元素に還元して読むのがいちばんいいんじゃないかと思います。
それはお客さんの心に、口では言えない作用をす与えると思います。
あるいは、言葉より、絵とか音楽にして伝えたほうがいいかもしれません。
あるいは、ほんものの水や火や風や土を、その人の状態に合わせて使ってみるワークなんかが
鑑定に代わる働きをするかもしれません。
ちょっとまとめが考えつきませんが今日はこれにて。